travelog


そして一つの物語は幕を閉じた。


 各日へジャンプ↓

 【9】【8】【7】【6】【5】【4】【3】【2】【1】 ▼INDEXへ▼


第9日目
11月05日

本日の要約 兼 見出し

 ●ありえな〜い、な16体目。
  というか、それよりも……アグロ(号泣)。
 ●エンディングへ・・・

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

●ありえな〜い、な16体目

いよいよ、最後の巨像との決戦です。

緊張は最高潮。

最後のこの日も、古えの祠からスタートしました。
相変わらず、ワンダの病んだような姿は痛々しい。

最後の巨像に関する事前情報が無い事から来る緊張と、
もうすぐゲームが終わってしまうのだなぁという切なさ、
そして、エンディングの展開が読めないことからくる不安……

全ての感情がない交ぜになって、
道中息苦しさを覚えながら南へとアグロを走らせました。
あの、採光した光が射す門を目指して。

でも、覚悟が決まらず、遠くから門を見つめてました。
一息整えてから、アグロで一気に駆けて門へ。
怯えるチキンなミトスワンダを自ら震えたたせ、
自分の恐怖心をかろうじて押さえ込みつつ、弱い心に負けないように
あえてアグロは全力疾走させました。

門に近づけば、ムービーが挿入されるんだろう・・・な??




ん??



かなり緊張していたのに、拍子抜けするような静けさ。
門に近づいたってムービーも入らないし、全く変化なし。

思わず、近くの水平線を望む崖までアグロで駈けました。
いや、そこから上を見上げれば
門の先がちらっとでも見えるんじゃないかなんて、
実際にはそんなこと無いだろうと心の中で思いつつ、
でも、一旦拍子抜けしてしまうとまた恐怖心に負けちゃったので(弱っ?!)、
遠巻きに観察したかったのです。。。

だけど案の定やっぱり何にも見えないので、
改めて門の前へ進みました。
門は自分で開かなきゃダメってことなのね。

……となると、やることは一つしかないですね。
採光窓(?)の光を古えの剣に反射させて、採光窓の中央へ向けました。

すると、門が開くムービーが。

この辺りでもう心拍数がかなり上がってます(ビビリすぎ)。
門の向こうは谷間になっていました。

アグロに乗って少しずつ歩きながら、
古えの剣が反応していたのは上空だよなぁと思い、
カメラをズームにしながらのアングルを空を臨むようにあげたら……
不意に、画面左から大きな何かが(画面の高さ3分の2くらいかな?)
突然視野に侵入してきて飛び上がってしまいました。

何のことは無い……ただの雑草だったんですけど、かなりびっくり(苦笑)。
このことからも、どれだけミトスワンダがチキンかが丸分かりですね。

もうワンダってば……ゲーム開始後は、あんなに凛々しく
“覚悟の上だ”みたいにカッコよく言ってたのに
そんなびびっちゃって!!(←誰のせいだよ/爆)。

恐る恐る進んでいくと、程なく見晴台が見えてきました。
なんだ、セーブできるんですね。ビビって損したなぁ。
案ずるより生むが安し、とはこのことです。

見晴台へと近づき、トカゲの尻尾を回収後、
おそらく最後となるであろうセーブを済ませました。
そして、最後だからと、見晴台のてっぺんまで登って、辺りを一瞥。
目的地の確認もしました(きっと同じような事をした方は多いんじゃないかなぁ)。
なにやら建物を結構登らないとダメなようです。

さて、今度こそいよいよ決戦の地へ向かう時です。
再び呼吸を整え、アグロに乗って出発。
階段をゆっくりと駆け上がると、
落ちれば命はなさそうな崖の上を、反対側の足場へ向かって
細い石橋(ブロック状の石が繋がっている)があるのがすぐ近くに見えました。
でも、手前のブロックが全く無い状態なので、
向こう側にはきちんと繋がっていませんでした。
橋を渡るには、ジャンプをして橋に乗らなければいけません。

しかし、この程度の距離なら、勢いをつけて走れば
アグロがきちんとジャンプしてくれるので、
迷わずそのままノンストップで直行。

最後の戦いは、絶対アグロと一緒に挑むんだから!!と思って。


すると……


突然、足元が崩れました( ̄□ ̄;!!!


驚きましたが、恐らくアグロの足なら、
橋が崩れ落ちる前に反対側にたどり着けるだろうと一瞬で判断して、
慌ててお腹を蹴って走らせようとしました。
すると、その動作とほぼ同時に(?)ムービー画面になって……






アグロ――――――ッ!!!






……アグロが、崖下へ転落しました(号泣)。
落ちる直前、背中に乗っていたワンダを反対の足場へ飛ばし、
自らは崖下へ落ちるかたちとなりました。

もう、いろんなことが一瞬で起きて一瞬呆けましたが、
ワンダの叫び声が痛くて、
何よりもアグロが落ちてしまったことがショックで、
自分を責めました。
アグロに乗って橋を渡らなかったら助かったんじゃないかとか、色々
(実際には、アグロに乗らずに橋を渡ると
反対側の足場へたどり着けずにGAMEOVERになるそうですね)。

人懐こい、いい子だったのに……!!!
どんな巨像戦も、怯えつつも逃げることなく
ワンダの力になってくれた子だったのに……!!

様々な思いが、頭をよぎりました。

しっかし……いくら落下の演出とはいえ、
やたら長時間コントローラーが揺れてるなと思ったら……自分の震えでした。
あまりに唐突に思いがけない事が起きたため、涙さえ出なかったですが、
暫く無意識の震えが止らない状態になっていたのです。。

恐らく、落下してしまったとはいえ、
アグロはEDの時にはきちんと姿を見せてくれるだろうなという意識はありましたが、
いくら生きて戻ってくるだろうとは予想できても、
落下した事自体がとにかくショックだったので、
EDでは〜〜云々ということは問題ではありませんでした。

アグロの落下に胸を痛めつつ、
ワンダは巨像が居るであろう建物の最上部へと目を向けます。

古えの祠のある大地へ戻るのに使う橋は落ちた。
そして、この古えの地でたった一人のかけがえの無い友であったアグロは
崖下へ転落。
もう本当に後戻りは出来ないのだという、ある種の覚悟が、
ワンダのその動作に表れていた様な気がします。

自責の念を胸に、
気をしっかりともちつつ、建物を登り始めました。

登っている途中、
ゲーム内でアグロが、主人公の友(供)として存在している時点で、
こういう展開(アグロとの離別)が用意されていても
全くおかしくないということを完全に失念していた自分に気づきました。

頭の中は、とにかくアグロの事で一杯。
ただでさえ、EDでワンダがどうなってしまうのかとやきもきしているのに、
その上アグロへの心配も重なって、精神的に大混乱です。
ツタを伝ったり、掴まりジャンプをするという目前の作業に専念しようとしましたが、
どんなコースを通ったのか、全く記憶にありません。

そして……恐らく建物の内部へ続くであろう通路へとたどり着き、
階段が目に入ったので、そこを一生懸命走りました。
恐怖心は、もう殆ど無かったです。
さっきの出来事に比べたら!!

階段を走っていると、なにやら吹雪いているような音がしてきました。
水っぽいというか、とにかく暴風です。
一瞬、海も近いですから、
打ち寄せる波が断崖絶壁の崖にぶつかっている音だろうかと思ったのですけれど、
階段を登りきって屋外へ出たところで、納得。

というか、むしろ余計に疑問発生。



なんじゃこの天気!!



ありえねぇ〜(笑)。

暗雲たちこめるすさまじい嵐。雷が雲を伝ってビリビリ言っています。

おかしいよ……下から見た時は良い天気だったのに!

演出上好ましい天気をとってつけたような感じが凄くしました。
いや、批判ではないんですけどね……
むしろ、こういう天気の方がいかにも最終戦という感じがして良いです。
でも……あまりにもギャップが(苦笑)。
せめて、外から見ても黒い雲があったりしたらもっと印象は違ったろうと思います。

沈んでいた気持ちが、そして自責の念の向かっていた矛先が逸れて
すこし気が楽になりました。なんだか、精神的変化が忙しい最終戦です。。。

で、肝心の巨像ですが……うわ、でかっ!!??

戦国時代の鎧を着ているような見た目です。
最後の最後まで、巨像はおっかない存在でした……。

仕掛けてくる攻撃は、今のところ雷攻撃のみ。
暫く、近場の柱の陰に隠れて様子を伺いました。
ワンダの姿を少しでも見ると、雷の玉が飛んできます。
走って逃げられるようなものではなく、
その上近くに落ちただけでワンダがぶっ飛び、暫く動けなくなるほどの威力。
身を隠している柱よりも巨像に近い所に身を隠せそうな場所が見えているのですが
どう考えても、巨像に見つからず近づく術が思いつきませんでした。

動けない、弓も届かない、近づけない……どうしようもないです。
たまにわざと姿を見せても、攻撃パターンが変わる様子さえありません。

途方にくれていると、天の声がアドバイスをくれました。
身を隠して近づける場所があるはずだ、というような事を。

……え?ホントに??

そのアドバイスをもらってからも、暫く身動き取れませんでした。
やっと、近くに有った細い柱(ワンダが身を隠せないほどの細さ)が
4本立っているところの地面には入り口があることに気づいた時には
軽く10分以上経ってたと思います。
灯台下暗しってヤツですね。

あとは、道なりに地下の通路を通ったり、
地上に出て小さな壁の陰に身を隠したりしながら巨像へとどんどん近づきました。

崖をクライミングしたりもしました。

……クライミングの終了地点で、
明らかに巨像から姿が丸見えになってしまう場所があって、
『これって、まさか攻撃を食らって吹き飛ばされちゃうのかな?』
と思いながら、
でも、『もしかしたら案外大丈夫なのかな』なんて考えつつ、
どうなるのやらと好奇心に負けて試しに顔を出してみたら、
吹っ飛ばされて海に落ちたりしました(痛)。

これ……自殺に数えても良いんですかね(笑)。
とりあえずまあ、巨像に負けたということにしますと、
後にも先にも、この1回だけですね、巨像戦でのGAMEOVER。

一瞬、またアグロとの別れから経験しなきゃならないのかと思いましたが、
そういうことはなく、巨像戦の始まりからリプレイでした。

次は難なく、巨像の足元まで、あちこちに身を隠しながら到着。
踏まれたらやだな、と思ったりしましたが、
全然そんなことは無かったです。

あとは、鎧のような巨像の身体を、
頭のてっぺん目指して登って行くだけです。

……ここでミトスワンダは余計な事が気になりだしました。
ワンダと巨像の情報が出だした頃、
上田さんがどこかのインタビューで
「巨像の身体自体がダンジョン(?)
のようになっているのもあって〜〜云々」というのを
どこかで読んだ覚えがあったのです(またソース不明/ごめんなさい)。

それでですね……の言葉、最終戦の巨像のことだったんだと思うと
あらあらあら、って気がしたりする。
ラスボスの情報(←重要なもののはず)をそんな簡単に出してたのか!?
よいのか!?・・・みたいな(笑)。
他の巨像も、身体にしがみ付いて登る事は多かったですけど(特にナイト系)、
ここまである種のフィールドのように登れる巨像って他にいなかったと思います。
内部を歩けるものは他に居ませんでしたし。

まあ……この件に関しては、開発中はこの言葉が当てはまる
ほかの巨像もいたのでしょう……ということにしておこう。
それも含めての言葉だったんだと思っておきます(笑)。

そんなこんなで余計な事を考えたりもしながら、
とりあえずは架橋に突入した(と思いたい)巨像攻略。
どんどんよじ登って、背中の毛が生えている辺りにたどり着くと
弱点が浮かび上がったので、さっそくしがみ付いて剣を刺しました。

すると……左手が迫ってきました。
いかにも飛びついてくださいといわんばかりの毛だらけっぷり。
迷わずジャンプして飛びつき。

振り落とされそうになりつつ、こんどは左の二の腕の弱点が光ったので
そちらを攻撃。
そうすると次に、右手が迫ってきました。

はは〜ん、次々と飛び移れというのね。

迷わず左手にジャンプ!!
しかし……
その左手が暴れるわ暴れるわ!!

手のつけようが無かったです・・・_| ̄|○

しかも、左の二の腕付近と右の腕には
電気がビリビリしていて、
急所のあるであろう頭にちかづくために乗っからないといけないであろう、
毛のふさふさした肩にどうしても登れません。


……ここで、かなり時間を食らいました。
かなり。かなりです。
腕力が尽きて落ちたり、
電気に触れちゃって落ちたり。

まさか、剣で刺したら右手のひらが大人しくなるとは
気づかなかったので。

剣で刺すと、やたら大人しくなってくれました。


普通なら、痛くてより一層暴れるんじゃないの……?


という疑問は喉の辺りで押しとどめておいて(笑)
大人しくなった右手の甲から、
いかにも狙えといわんばかりの目線の高さにある左肩を弓で攻撃!!

すると、左肩に右手が近づいたので、隙を見計らって肩へ飛び移りました。
そして、頭にある急所を剣で攻撃。

流石に最後の巨像というだけあって、
振り落とそうとする動きが激しかったですが、
時々肩に降りて腕力を回復させつつ、
トドメをさしました。


これで、ほんとうに、全てが終わりです。




……最後の一撃は、せつない。




=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

●エンディングへ・・・

ムービー開始。

そして……今は感想などは控えたいと思います。
あのエンディングはあまりにも・・・あまりにも衝撃的過ぎました!

今まで苦楽をともにしてきたワンダが、
苦しむさまをただ見ていることしか出来ないこのもどかしさ。

弓で射られるワンダ……
しまいには、本当に剣で射されてしまいましたし。

ずっと、

『ワンダ……ワンダ・・・!!!』

と、声にならない声を発していました。

今はまだ、あのEDを自分の中にどうやって着地させたらいいのかわかりません。
また、気分が落ち着いたらまとめようと思います。


操作できるところでは、かなり焦りました。
ムービーの合間で操作できるということは
きっと行動次第で展開が変わるんだと、疑いなく考えましたから。


でも、実際には不明なようで……今後の検証、および公式攻略本等で
なんらかの事実が判明する事を切望します。

※追 記※
ファミ通のインタビューで上田氏が、EDは変わらないと明言されました。


▼呟き▼

……11月1日付けの日記にちょろっと書いてある、
夢で見たありえないほど切ないワンダのEDに負けず劣らずの内容のEDだったということも相まって
さらに辛さ倍増なんですが……(号泣)。

因みに、私の見た夢を簡単に書くと、
巨像と戦う事によって極限までずたぼろになったワンダが
ほとんどミイラと化してしまったような少女を抱きかかえて
「約束と違うじゃないか」と抗議をしに行ったら(抗議の相手は夢の中の独自設定のキャラクター)
長い剣で2度3度攻撃をされ(右胸の辺りを貫通)、瀕死の重傷をおってしまい、
結局魂を取り戻せなかった少女とともに、
まるでICOのイコとヨルダがソファーに腰掛けるように見晴台に並んで腰を掛けて
空に溶けて昇天するようなものでした。

……書いててまた辛くなってきた(むせび泣き)。



〜おわり(ED関連はいつか書き直す……かな)〜

 各日へジャンプ↓
 【9】【8】【7】【6】【5】【4】【3】【2】【1】 ▼INDEXへ▼

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送